【Questions】データセンターのセキュリティはどのように確保されていますか?


Questions」では、お客様から寄せられたご質問やご要望を基に、サービスやソリューションについて紹介いたします。今回は、お客様から寄せられました「データセンターのセキュリティはどのように確保されているのか」というご質問についてです。

データセンターには主にお客様のサーバやネットワーク機器、各種データなどといった、事業を継続するうえで大変重要なIT資産をお預かりしています。そのため、様々なリスクからお客様のIT資産をお守りし、安定的に運用可能な環境を提供するのがデータセンターの重要な役割となります。

ひとくちにリスクと言ってもその種類は様々ですが、それらのリスクに対して、データセンターには以下のような機能が高いレベルで求められます。

・安定稼働のための継続的な電力供給
・安定的に通信できる快適なネットワーク環境
・災害などの脅威に抗する免震・耐火などの強固な設備。
・IT資産への物理的なアクセスに対する厳格に管理された認証機能。

多くのデータセンターでは、こうした機能の実現に注力していると思います。
これらのうち、今回は当社のS.T.E.P 札幌データセンターで行っているセキュリティ対策について紹介いたします。

| 敷地内へのエントリー

当社のデータセンターでは、第三者の物理的な不正侵入を防ぐため、敷地の周囲に高いフェンスを巡らせ、防犯カメラによる監視を常時行っています。
敷地内へのエントリーは、インターフォンにて係員に開門を要求していただきますが、予めデータセンターへの入館申請を行っていただいたお客様であることが確認できた場合のみ開門いたします。

| 入館手続き

建屋に入館された後、まず最初に受付で入館手続きを行っていただきます。
この際、当社スタッフが立ち会いのもと、手荷物検査や入館書類へのご記入を経て、データセンターのエントランスへお進みいただきます。
なお、持ち込みが禁止されているお手荷物を携行したまま内部へお進みいただくことはできませんので、受付のそばに設置されたロッカーに一時的に保管していただきます。

| ID登録・ICカード貸出

データセンターのエントランスでは、当データセンターをご利用いただくための生体認証情報をIDとして登録していただきます。
また、認証用のICカードの貸し出しもここで行われます。

生体認証の情報(手のひら)を登録している様子

| ハウジングルームへのエントリー

ハウジングルームへのエントリーには、前室と呼ばれるセキュリティ区画を通過していただく必要がございます。
この前室には、ICカードと生体認証に加え、画像解析による共連れ防止システムが設置されており、不正な侵入を防ぐ対策が多重に施されています。

前室でのハウジングルームへの入室操作

| ハウジングラックの解錠・施錠

ハウジングルームにエントリーしていただいた後、ご契約のハウジングラックを解錠する必要がございますが、ラックの鍵は電気錠となっております。
ハウジングルームの入り口には解錠・施錠の専用端末(キーステーション)を用意しておりますので、ここでもICカードと生体認証によって解錠していただきます。この仕組みについては、こちらの記事もご参照ください。

なお、ラックの管理システムによって解錠・施錠の履歴が記録される仕組みとなっており、解錠・施錠が行われた際は、予めご指定いただいた連絡先へメールで通知する機能も標準提供いたしておりますので、ラック内での作業を外部委託された場合でも、管理者の方が状況を把握できるようになっております。この機能は北海道内の数あるデータセンターの中でも採用例の少ない先進的な仕組みです。この仕組みについては、こちらの記事もご参照ください。

こうした複数のセキュリティ対策により、当社のS.T.E.P 札幌データセンターではお客様の大切なIT資産をお守りいたしております。