【Questions】札幌のデータセンターを利用する際の回線コストが高くつくのでは?


Questions/Request」では、お客様から寄せられたご質問やご要望を基に、サービスやソリューションについて紹介いたします。
今回は、あるお客様から寄せられました「札幌のデータセンターを使うことになると、回線コストが高くつくのでは?」というご質問についてです。

データセンターをご活用いただく理由のひとつとして、「遠隔地におけるバックアップ/ディザスタリカバリ環境の運用」が挙げられます。
日本は地震や台風などの自然災害が多く、また近年では事業継続性の向上という点が企業における重要課題となっております。こうしたリスクに対して、自社からできるだけ離れた場所にIT資産(またはその一部)を設置して運用することが対策につながるため、遠隔地のデータセンターを選択するという考え方があります。

バックアップ/DR (ディザスタリカバリ)のためのデータセンター利用の目的
・大規模災害の同時被災回避
耐震等の備えが十分な施設でのIT資産運用
・業務上重要なデータの保存
予備システムへの切替による運用継続 など

例えば、当社でも首都圏に本社などの拠点を構える複数のお客様に「S.T.E.P札幌データセンター」をご利用頂いております。
前回の記事でもお伝えしましたとおり、遠隔地であるメリットを活かせるためですが、採用をお決め頂くまでに「札幌のデータセンターを使うことになると、回線コストが高くつくのでは?」というご質問をいただきます。
インターネット接続やVPN接続であれば距離の長短はコストに対してあまり影響しませんが、広域イーサネットや専用線などの通信回線は接続拠点間の距離に比例してコストが増えてしまいます。

オープンネットワーク
距離に関わらず通信コストは抑えられるが、通信品質はベストエフォートでセキュリティ対策も必要。
クローズドネットワーク
必要な通信速度を確保でき、セキュアだが、距離に比例して通信コストが高くなりがち

オープンなネットワークとクローズドなネットワークのどちらを利用するかは、その用途や必要となる通信帯域、ご予算などによって変わってくると思いますが、自社のIT資産運用のための安全な環境を構築しようとしても、費用対効果の観点から通信コストが高すぎると遠隔地のデータセンターを選択する理由・重要性が損なわれてしまうのではないか?というご懸念です。

この様な首都圏のお客様のご懸念に対して、当社では「S.T.E.P xFunction | TOKYO Connect※1 を用意いたしております。


この「TOKYO Connect」は「S.T.E.P xFunction」のオプションメニューで、主に首都圏のお客様を対象とし、東京~札幌間の通信環境をご利用いただけるサービスとして月額 100,000円 (税別) ※2 で提供いたしております。
当社が東京都内にアクセスポイントを設け、このアクセスポイントから札幌までの間の通信回線には、弊社の事業用ネットワーク (20Gbps/リング構成) を利用いたします。
お客様には、ご自身の拠点から弊社のアクセスポイントまでを結ぶ回線を別途ご用意いただければ、札幌までの通信環境を整えることができます。 ※3

当社のデータセンターをお選びいただいたお客様にとって、コストが負担にならないよう、これらのサービスでお客様の運用をお手伝い致します。


1本サービスは、S.T.E.P 札幌データセンター, SC2, プライベートクラウド, xFunction ファイルサーバのいずれかと併用いただく必要がございます。
2
:TOKYO Connect の料金に加えて、札幌の当社ネットワークセンターからS.T.E.P 札幌データセンターまでの接続回線として「L2L 1Gbps (SDC)」(50,000円/月)または「L2L 100Mbps (SDC)」(30,000円/月) (いずれも税別) のどちらかをご契約いただく必要がございます。
3:東京のアクセスポイント~札幌間でご利用いただける通信速度は、1Gbps (ベストエフォート) となります。