【事例紹介】オンプレミスから仮想デスクトップへの移行

この導入事例では、札幌市内の某専門学校様におけるオンプレミス環境から仮想デスクトップ環境への移行事例について詳しくご紹介いたします。

| 移行前のお客様の運用環境

学校という環境のため、多数のPCを用意して授業に活用されており、学内のネットワークではActiveDirectory(R)を始めとするサーバ群を(多くはご自身で)構築・運用されておりました。また、これらのサーバやPCの管理業務は、専任担当者ではなく、教職員の方が兼務して行われていました。

 

| お客様が抱えていた問題点・課題

お客様の環境は、上記の通り、各種サーバや多数のクライアントPCから成り立っており、多くの学生の皆さんが授業で使用されていました。
しかし、これらを安定的に運用・保守する上で、以下の様な問題点や課題を抱えておられ、その解決が必要な状況でした。

担当者の人員不足:機器やソフトの管理・保守といった業務に要する

人的リソースの不足。
担当者のスキル不足:機器の故障や障害発生時に切り分けや復旧作業を行うことが困難。
担当者の属人化:担当者交代が近づいているが、前任者からの知識や情報、ノウハウが未共有。

| 当社からの提案

お客様からこうしたお悩みを伺い、当社からはデータセンターにて構築・運用する専用プライベートクラウドを活用した以下の改善策をご提案申し上げました。

提案 1. 仮想デスクトップ環境の導入

これまでのローカル環境のPC利用に代わり、仮想デスクトップによる運用をご提案しました。
この際、既存のPCや タブレットなどをシンクライアント端末として利用することで、初期導入コストを抑え、今後のパソコン入れ替え費用の削減や、将来的なBYODの導入にも活用可能なプランとしました。
また、OSや各種アプリケーションのライセンスの保有数量に合わせて仮想デスクトップイメージを複数用意し、どの教室からでも利用可能な構成案を用意しました。

提案 2. プライベートクラウド環境の導入

仮想デスクトップ環境の構築基盤として、当社データセンターにて提供しているプライベートクラウドの採用をご提案しました。
この際、他のサーバ(ActiveDirectory(R)、ファイルサーバなど)もクラウド上に移行するプランを合わせてご提案し、従来のオンプレミス環境と比べて、運用・保守効率を向上させる内容としました。

提案 3. 運用支援サービスを活用

当社による運用支援サービスをご利用頂き、上記提案内容と合わせることでIT環境の管理業務負荷を軽減させるご提案をしましました。
当社が監視・障害対応・復旧対応を実施することで、ご担当者の業務負荷だけでなく、スキル不足・属人化によるお悩みを解消する内容としました。

| 移行後の概要と効果

上記の内容をご検討いただいた結果、当社案をご採用いただくこととなり、以下のような構成の環境に移行していただくこととなりました。
そして、これらの環境は構築から運用まですべて弊社がご支援する体制となりました。

この移行の結果、これまで課題となっていた点は以下の通り改善される結果となりました。

Before After
・パソコンの老朽化による
パフォーマンス低下。
・仮想デスクトップサービスへの切替で
パフォーマンスが向上
・ライセンス数の都合により教室によっては
利用できないソフトウェアがあった。
・どの教室でもすべてのソフトが
利用可能
とになり、 利便性が向上
・担当者の人員不足・スキル不足・属人化。 ・HOTnetへのアウトソースにより、
業務負荷
を軽減

| ご評価いただいたポイント/効果

この移行後、以下のような点について効果があったとお客様から高いご評価をいただきました。

これまでの様々な課題が解決されたことにより、今後、お客様の将来構想として、今回新たに整備された仮想デスクトップ環境を基に、以下のような将来構想の実現をお考えになられています。

BYODの導入とパソコン教室の廃止
アクティブラーニングのための環境構築

| 応用編〜学内プライベートクラウドとして提供

今回の事例では、データセンターのプライベートクラウド環境との間を当社の広域イーサネット接続サービス (L2L)で接続しています。
このネットワークはセキュアなクローズドネットワークとなっていますので、仮想デスクトップ以外にも学内LAN の延⻑として各種のシステムにご活用いただくことが可能となっております。
また、今回の事例は札幌市内におけるものですが、アクセス回線にSINETなどを用いることで、首都圏のお客様にもご利用いただけます

※ActiveDirectory(R)は、Microsoft Corporationの登録商標です。