ハウジングルームの温湿度管理と帯電抑制について~「S.T.E.P札幌データセンター」のアピールポイント(27)

車のドアノブなど、金属に触れた時にパチッと突発的に発生する静電気の放電 (ESD) を経験されたことがある方は多いと思いますが、低温で空気が乾燥しがちな冬場は、より帯電しやすい状況になると考えられています。
静電気の電流値は極めて低いのですが、電圧は数千~数万ボルトにもおよび、電子機器に対しては誤動作や深刻なダメージをあたえることもあるため、そうした機器の製造現場やデータセンターのような場所では帯電を低減させることがたいへん重要なポイントのひとつになります。

当社のデータセンターでは、ハウジングルーム内に複数の温度・湿度センサーを設置しており、監視室で常時モニタリングを行って、ラック内の温度が18~27℃、アイルキャップ内の湿度が40~60%の範囲に収まるように空調管理しています。
この温度・湿度は、ハウジングしたIT機器が安定稼働するガイドラインとして定められた”ASHRAE  TC9.9 2011年版“の推奨値に準じたものですが、帯電しやすい温度が25℃以下、湿度が20%以下と言われていますので、帯電の低減にも寄与しています。

このほか、効果的なのが床面の帯電抑制です。
室内でも床は最も摩擦が起こりやすい部分だと思いますが、データセンターやコンピュータ室などでは、帯電を防止する加工が施された床パネルが施工されるケースが一般的かと思います。
これに加えて、帯電防止効果のあるワックス剤を床面に塗布することで効果を高めることができ、当社データセンターでも実施しています。
床面を美しく保つ目的で行われると思われがちなワックスがけですが、ハウジングルームにおいては帯電対策としての側面が強く、帯電防止することによって結果的に塵や埃を引き寄せることが少なくなり、室内の美化にもつながります。

以上の様に、当社の「S.T.E.P 札幌データセンター」では、目に見えない部分にも気を配り、お客様に安心してご利用いただける環境の提供に力を入れています。

このほか、データセンターに関するお問い合わせは下記のメールアドレスにて承っております。
ご質問や現地見学のご希望も随時お受けいたしておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

 ■本サービスに関するお問い合わせ先: service-req@hotnet.co.jp