Vidyo®の特徴(2) – 動画圧縮技術

弊社が一次代理店として取り扱っておりますビデオ会議システム「Vidyo®」の技術的な特徴について数回にわたってご紹介致します。
このページでは、映像配信における圧縮技術ついてを詳しくお伝えいたします。

映像・音声の伝送には圧縮技術が必要不可欠です。
Vidyo®は、この圧縮技術にH.264 SVCを採用しています。H.264 SVC は、H.264という従来のテレビ会議システムで主に採用されていた動画圧縮規格の拡張規格であり、近年他社のビデオ会議システムにおいても採用が進んでいます。

SVC とはScalable Video Coding (スケーラブルビデオコーディング:拡張性がある映像符号化) の略で、データを階層的に圧縮符号化する技術です。復号の際に複数の階層データの一部のみ切り出したり、すべて使用したりすることで画像の品質を調整することが可能です。
ウェブサイト等で最初は粗く表示されていた画像が次第に鮮明な画像になる等は、静止画におけるスケーラブル符号化の利用例です。
さらに、階層に優先度をつけることで、映像情報として重要な低階層のデータを最低限送信し、上位階層のデータがエラーにより失われても、大きな画質の劣化を避けることが可能です。これは、ネットワークの帯域幅の変動やパケットロスが避けらない、インターネットやモバイルネットワークにおいて品質を保つのに非常に有効です。
Vidyo®はSVCにおけるパイオニアであり、Vidyo®が業界で初めてSVC の製品化を行なったのは2007 年、各社が次々に採用を表明したのはその数年後のことでした。

SVC は標準規格のため、その実装方法はベンダーにより異なります。
SVC には幾つかのモードがあり、Vidyo®のSVCでは、より柔軟な調節が可能なMode2sを実現しています。